Dr.ジョー・マスコリーノのオンライン解剖学カリキュラム

カイロプラクティック医であり、筋骨格および内臓解剖学、生理学、運動学、神経学、病理学を教えているDr. ジョゼフ・マスコリーノが開発した筋骨格の解剖学教育オンラインコースです。

5年前から日本語の字幕を付ける作業を担当しています。筋系解剖学のレッスンの半数以上にすでに日本語字幕がついています。筋系解剖額のコースには上肢、下肢、軸体の3つのセクションがあります。

上肢のコースはさらに、肩甲帯、上腕、前腕、手の4つのモジュールにわかれています。

肩甲帯モジュールには以下の8つのレッスンが含まれています。

肩甲挙筋
小胸筋
菱形筋
前鋸筋
鎖骨下筋
僧帽筋
ボーナスレッスン
テスト準備

それぞれの筋のレッスンには、1)イラスト上での説明、2)ご献体解剖画像による説明、3)モデルによる筋肉の作用に関する説明、4)筋の名前の由来、5)詳細な触察の方法、6)1分間でわかる触察法、7)詳細なストレッチの方法、8)1分でわかるストレッチ、9)10)セルフストレッチ、11)トリガーポイントとリファラルパターンのユニットが含まれています。

モスコリーノ博士のビデオレッスンは極めて詳細であり、174の筋肉レッスンを通じて重要な点がくりかえされます。

Joe Muscolino先生のオンラインコースのサンプル

(閲覧注意:ご献体の解剖の映像が含まれています)

Learn Muscles オンラインコースのデモビデオ

Joe Muscolino先生のオンラインコースの特性は、実践性にあります。上のサンプルビデオを見て頂けるとおわかりいただけると思いますが、まずお馴染みの人体のイラストで学習する筋肉の位置関係、付着部(起始、停止)、走行の説明がアニメーションつきで説明されます。

これにより、対象の筋の基本的なポイントと、後に人体解剖ビデオで使われる用語に馴染んでいただけます。医師を目指していない場合、多くの場合の解剖学のレッスンはこのレベルで終わるのではないでしょうか。

次のレベルでは実際の人体解剖ビデオを通して、立体的な理解を深めます。浅側にある筋の筋腹を折り返すことにより、深層にある筋をよりよく観察することができると同時に、二次元のイラストからは実感しにくい、レイヤー(層)をなす構造を学ぶことができます。また、筋の間の関係性も指摘されます。ひとつの筋はそれだけで存在しているのではなく、しばしば周囲の組織と筋繊維が融合しているのです。

また、解剖されたご献体では、アノマリー(変則的構造)があることは珍しくありません。大多数のビデオでMuscolino先生は「通常はこうなっているのですが、この個体では変則的構造が見られます」と指摘されており、人体解剖のイラスト通りの人は存在しないことがわかります。これは、手技施術者にとって非常に重要な視点ではないでしょうか。

解剖学的なレッスンの次のレベルでは、筋の起始-停止に基づいた筋作用がモデルで解説されます。筋作用のデモンストレーションには筋繊維の方向も含む非常に詳細な説明がほどこされており、次のレベルの触察のための基礎となります。

手技施術者にとって正確な触察は重要なスキルです。Muscolino先生は正しく触察するためのクライアントと施術者の配置、対象とする筋だけを個別に収縮させるための負荷のかけ方を詳細に説明しています。

最後のレベルはストレッチです。すでに対象となる筋を収縮させる動きを学んでいることから、その反対に二つの付着部を遠ざけるように動かすことによりクライアントの効果的なストレッチのデモンストレーションが行われます。また、実際のストレッチの際に、クライアントに苦痛や不快感を与えないための留意点も詳しく付け加えられています。